No.16
2016.07.29
頭痛や生理痛!いつものお薬が効きにくいなぁと感じた時の対処法とは
頭痛や生理痛!いつものお薬が効きにくいなぁと感じたらどうする!?
頭痛や生理痛の時に、つらい痛みや症状を緩和してくれるお薬。
ところが、いつも頼りにしているお薬が効きにくいなぁと感じたことがある人もいるのでは?
そんな時は皆さんどのように対処しているのでしょうか?
全国の働く女性を対象にいつものお薬が効かないときの対処法について聞いたアンケート調査を実施しました。
この記事では、アンケートの結果と、頭痛・生理痛にいつもの薬が効きにくい時の対処法についてご紹介します。
いつものお薬が効かないときのアンケート調査結果
病院に行く、薬剤師さんに相談する
アンケートの結果「病院に行く」「薬剤師に相談する」といった回答がありました。
- 「とりあえず不安なので病院に行きます。単に薬が効かなくなったのか、症状が進んでしまったのかを診てもらいたいので。」
(40代/女性/会社員) - 「自分の体質などを相談して、合ったものを医師、薬剤師に選んでもらいます。副作用などを考えてです。」
(20代/女性/会社員)
自分だけの判断で薬を服用するのは不安なため、専門家の意見を参考にしたいという声が多くみられました。薬剤師や病院の先生の意見を聞いて本当に自分にあったお薬を見つけるお手伝いをしてもらうのも大切ですね。
また、薬剤師さんに相談して、自分の薬を見直してほかの特徴や効果があるお薬に変更してみるという選択肢もあるようです。
ただし、「片側の目の奥が痛む」などの郡発頭痛などの場合は、市販の鎮痛薬では効かず、病院での治療や処方が必要になるので、早めに医療機関を受診しましょう。
【関連ページ】
群発頭痛の症状と原因についての解説はこちら
生理痛の時は、まずはゆっくり休息する。
また、生理痛の場合には「ゆっくり休む」「腹部を温める」といった対処法を実践している人も多くいました。
- あきらめてそんな日はベッドに横になる、早々と寝る。寝て我慢する。
(30代/女性/会社員) - 生理痛の場合は、ひたすら我慢をしたり腹部を温める。
(30代/女性/会社員) - 薬の量を増やしたり、病院に行くのは抵抗があるので休日から横になって、
仕事中ならちょっと休憩するか温かい飲み物を飲みます。
(30代/女性/会社員)
体調の悪い時は病院に行くのもつらいものですし、いっそのこと諦めて体を休めて症状を軽くするという人も多いようですね。仕事を早めにきり上げて、ゆっくり休んだり生理痛の場合は腹部を温めたりして体をいたわるということもポイントです。
生理痛の主な原因
生理痛の主な原因として、大きく分けて以下の5つが考えられます。
- プロスタグランジンの過剰分泌
- 冷えなどによる血行不良
- 自律神経の乱れによるホルモンバランスの乱れ
- 子宮口が狭い
- 子宮内膜症や子宮筋腫などの病気によるもの
その時の体調や痛みの強さによっては、いつものお薬の効果が実感しにくいと感じる場合もあるのかもしれません。
特に冷えやストレスによって痛みの原因となるプロスタグランジンが過剰に分泌され、子宮もより強く収縮することになり生理痛が増します。
生理痛の薬が効かない時の対処法
生理痛の薬が効かない時は、以下の対処法を試してみましょう。
1. 体を温める
子宮内や周囲の血流が冷えていた場合、子宮の動きが鈍くなり、痛みの原因となるプロスタグランジンを過剰に分泌します。入浴や軽い運動で体全体を温めることはもちろん、湯たんぽやカイロなど部分的に温める方法でも一時的に痛みを緩和させることができます。心地よい温かさは精神的にも落ち着かせる効果があるので、生理痛でつらいときは積極的に体を温めてみましょう。
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2. 鎮痛剤を効果的に服用する
多くの場合、鎮痛剤はプロスタグランジンの働きを抑える薬が入っています。痛みがかなり強く、早く痛みをとりたいときは、即効性のある鎮痛剤を選ぶと良いでしょう。鎮痛剤を服用するときのコツは、早めに服用することです。もう我慢できないといった強い痛みを感じてから服用するのではなく、痛みを感じたら早めに服用しましょう。
※鎮痛剤は、なるべく空腹時はさけて服用してください。
3. おなか周りのツボを押す・マッサージする
おなか周りのマッサージは血行を促進し、子宮の凝りをほぐす効果があるため、生理痛で薬が効かない時の自然な対処法として効果的です。
子宮や周辺の筋肉の収縮により、引きつったような痛みがあるときは、実際にお腹全体をやさしくマッサージして、ふんわり柔らかな筋肉に戻してあげるとお腹の痛みを和らぐことがあります。
特に「帰来(きらい)のツボ」や「気海(きかい)のツボ」など、おへそ周辺の重要なツボを優しく刺激することで、痛みを和らげることができます。
生理痛に効果的なツボには、以下のようなものがあります。
- 帰来(きらい)のツボ(おへそから指5本分下、左右に指2本分)
- 気海(きかい)のツボ(おへそから指2本分下)
- 関元(かんげん)のツボ(おへそから指4本分下)
- 中極(ちゅうきょく)のツボ(おへそから指5本分下)
※強すぎる刺激は逆効果となる可能性があるため、力の入れすぎたり、長時間のマッサージには注意しましょう。
生理痛が改善しない場合は婦人科を受診しましょう
上記の対処法を試しても、生理痛が改善しない場合は、婦人科を受診することをおすすめします。
生理痛の原因には、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れている可能性もあります。早めに受診することで、適切な治療を受けることができます。
まずは、体に負担をかけずにお薬選びをしよう!
今回のアンケートを通じて、いつものお薬が効かない場合、薬剤師や医師に相談するといったアクションを取る人や、ゆっくり休むという声がありました。その時の体調や痛みの強さなどによって、いつものお薬の効果が実感しにくいと感じている場合もあるのかもしれません。十分な服用間隔をおき、もう一度薬を飲むと効いてきたと感じる場合もありますし、時にはお薬を見直す必要がある場合もあるでしょう。用法用量をしっかり守りつつお薬を服用することはもちろん、医師や薬剤師などに相談しつつ、体に負担がかからないようにして、自分にあったお薬を選んでいけるといいですね。
■ 調査地域:全国
■ 調査対象:【性別】女性 【年齢】20 〜 49才
【職業】会社員
■ 調査期間:2015年11月17日〜2015年12月1日
■ 有効回答数:100
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