No.19
2019.03.26
生理中の食事はどうしてる?
生理痛に悩まされたら見直してみよう!
生理になると、なんとなくだるくなったり甘いものが食べたくなったりと、身体に変化を感じる人は少なくないでしょう。PMS(月経前症候群)や生理痛など症状の改善には薬を飲む、身体を温める、などいくつかの対処法が知られておりますが、食事管理もそのひとつです。
今回は生理中の食事に関するアンケート結果と合わせて、生理中に食べてもいいもの、避けた方がいいもの、手軽にコンビニで買えるものなど、生理期間を快適に過ごすためのヒントをご紹介します。
生理中の食事に関するアンケート調査結果
全国の女性を対象に行ったアンケート調査によると、生理中の食事で気を付けていることは、
- 【質問】
- 生理中の食事で気を付けていることはありますか?
という結果でした。
1位「食材」
人間は”食べた物”でできているから
1番多い回答は「食材」となりました。
- 油ものや刺激物はなるべく控えています。お酒もあまりよくないので控えます。
(40代/女性/正社員) - 生理痛を悪化させてしまう食材があることを知ったので、生理中はそれらの食材を食べないように心がけています。
(20代/女性/無職) - 身体を温めるシチューやスープをよく作ります。いつもの料理よりもカロリーを増やし、
ひじきやホウレン草などの貧血を予防する食材を多く摂るようにしています。
(20代/女性/無職)
油ものや刺激物など、特定の食材は避けるようにしている、という回答が多くありました。一方で、ある食材を積極的に摂取するようにしている、という人も少なくありません。生理中でなくとも、食べた物によって身体に変化を感じたことのある人は少なくないでしょう。不調を引き起こさないためにも、生理中は特に口に入れるものには注意を払った方がいいのかもしれません。
2位「食事の温度」
温かいスープで身も心もほっこり
2番目に多かったのは「食事の温度」でした。
- 温かい野菜スープをよく作ります。生理痛がつらいときはなかなか料理する気も起きないので、
冷凍の水餃子を中華スープで茹でて食べます。
(50代/女性/パート・アルバイト) - 温かい物を食べるようにしています。生理中は食欲もなくなるため、野菜がたくさん入ったスープや、卵粥などを作ります。
(40代/女性/個人事業主) - とりわけ生理中はあまり冷たい食事を取りたくないので、温かい食事を取りたいです。
季節にもよりますが、温かいうどん、かぼちゃのスープなどをよく作ります。
(40代/女性/専業主婦(主夫))
「冷たいものは避けるようにしている」という回答が多数寄せられました。中には「身体が冷えると生理痛がひどくなる」という回答もあり、“冷え”は女性の大敵だと考えている人が多いことがうかがえます。特に人気があるのは鍋やスープで、野菜などを入れて具沢山にして食べる、といった声があがりました。身体を温めつつ栄養もたっぷり摂れて一石二鳥ですね。
3位「食事の頻度」
食べ過ぎは禁物!目安は腹八分目?
また、食べる頻度に気を付けているという人もいました。
- 特に気をつけることはありませんが、間食は多くなるなと感じています。(30代/女性/専業主婦(主夫))
- お腹が空きやすいので、間食で甘いものをよく食べていました。(30代/女性/専業主婦(主夫))
- 特に気を付けていることはありませんが、食欲旺盛になり、こってりとした物が食べたくなるので、
食べ過ぎないように気を付けています。
(40代/女性/正社員)
生理中はいつもより食欲が旺盛になると感じている人がいることがわかります。食べ過ぎはダイエットの敵であるだけでなく、胃もたれなどの体調不良も起こしかねません。そのため、食べ過ぎないように意識している人がいるのもうなずけます。
4位「調理法」
生理中の料理にはひと工夫が必要なのかも?
4位には「調理法」がランクインしました。
- 天ぷら等の油っこい食事より、野菜を蒸したり等さっぱりとした物の方が良い気がしています。
(30代/女性/無職) - 身体を冷やしたくないので生野菜よりも温野菜やスープにしています。
(40代/女性/専業主婦(主夫))
冷たいものより温かいものにする、油っこい料理にしないようにする、などが調理法として挙げられました。その目的としては冷えを避けるためなど、他の回答にも見られる内容が少なくありません。手段が違うだけで、目指していることは同じなのかもしれませんね。
ちょっとの気遣いで変化が訪れるかも?
今回の調査では、生理中は食材や温度に気を付けて食事の支度をしている人が多いことがわかりました。温かいものを食べて身体を冷やさないようにする、辛いものなど刺激物を控える、など具体的な内容が多数寄せられ、生理中の食事について気にしている人が多い様子がうかがえました。生理中はどうしても普段より体調が変化しがちです。身体の変化を少しでも抑えるためには、口に入れるものにも注意を払った方がいいのかもしれませんね。
コンビニで買える!生理痛対策のおすすめ食材
コンビニでも、生理痛やPMS対策になる食材を手に入れることができます。
【おすすめ食材】- 子宮の収縮を和らげる:鶏肉、アーモンド・カシューナッツなどのナッツ類、豆腐、納豆、豆乳、バナナ
- 体を温める:生姜、ねぎ、ごぼう、かぼちゃ、温かいスープ、うどん、ココア
- 血行促進:サバ缶、イワシ缶、えごま油、納豆
- ホルモンバランス:大豆製品、ヨーグルト、卵
- 鉄分補給:納豆、ツナ缶、鮭フレーク、レバー
コンビニでは、カットフルーツやサラダ、温野菜、スープなども販売されているので、積極的に活用しましょう。
■ 調査地域:全国
■ 調査対象:【性別】女性
■ 調査期間:2018年12月04日〜2018年12月11日
■ 有効回答数:100サンプル
イブプロフェンはNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)と呼ばれるものの一種。生理痛の原因となるプロスタグラジンの生成を阻害。さらに子宮への移行性が高く、即効性があると言われています。
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