No.03
2017.10.20
生理痛の原因は実は糖分かも?
生理になると、甘いものについつい手が伸びてしまう女性も多いのではないでしょうか。
しかし、生理中の糖分の取り過ぎは生理痛を悪化させてしまう原因となりかねません。ここでは、生理中に甘いものを食べたくなる理由や、生理痛を悪化させてしまう食べ物をご紹介します。
生理前や生理中に甘いものが食べたくなる理由とは?
生理前や生理中に甘いものが食べたくなるのは、女性ホルモンのバランスが崩れることと関係しています。そもそも、生理中にイライラするのは「セロトニン」という物質が少なくなることで起こります。脳はイライラを抑えるために「セロトニン」を分泌させようとしますが、「セロトニン」を作るのに必須なのが「ブドウ糖」です。砂糖は体内で「ブドウ糖」になるため、脳が「セロトニン」を作り出すために甘いものを食べるよう指令を出しているのです。ちなみに、甘いものの代表例であるチョコには、生理中に不足しがちな「マグネシウム」も含まれているため、生理中に食べたくなる人が多いのもうなずけます。
生理痛を悪化させる犯人は糖分による「冷え」が原因?
糖分はいわゆる白砂糖ですが、白砂糖は血糖を急激に上昇させてしまいます。急激に上昇した血糖は、大量に放出されたインスリンにより急激に低下し、それにともなって体温も低下します。生理中はついつい甘いものが食べたくなってしまいますが、糖分は冷え性の元となってしまうので、摂り過ぎには注意しましょう。
他にもある生理痛を悪化させる食べ物とは?
生理中に控えた方がよい3つの「C」があります。それは、Chocolate(チョコレート)・Coffee(コーヒー)・Cheese(チーズ)です。これらには「チラミン」という、血管や子宮を収縮させる成分が入っており、痛みを増強させてしまうことがあるからです。できれば、生理になる1週間ほど前から、この3Cの摂取を控えた方がよいでしょう。また、肉に含まれる「アラキドン酸」は「プロスタグランジン」を作り出すので、主菜は魚に置き換えることがおすすめです。他にも、身体を内側から冷やすアイスクリームや柿、バナナ、キウイなどのフルーツも避けることがベターです。
まとめ
生理痛がひどい時に甘いものを食べると、イライラが少し治まる効果が期待できます。しかし、取り過ぎは冷えや痛みの原因にもなってしまう可能性がありますので、生理痛を悪化させないためにも、生理前から普段の食生活にも気を配り、生理のときには極力チョコなどは控えるようにしましょう。
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