No.19
2016.08.26
生理痛を食事で和らげる!
生理前に摂取しておきたい食材について
つらい生理痛。毎回のことなので、予定日が近づくごとに憂鬱になってしまいますよね…。
でも、生理痛を和らげる食べ物があるのをご存じですか?
生理痛を和らげる食材を日々の食事に取り入れてみましょう。
マグネシウムを豊富に含んだ食材
生理痛が起きる原因にはいくつかありますが、そのうちの1つが子宮の収縮にあります。子宮は筋肉を収縮させることによって経血として血液を排出するのですが、この収縮の際に痛みが起こります。その痛みが生理痛です。
これにはカルシウムが関係しています。カルシウムには骨を形成する以外にも筋肉を収縮させる働きがあります。そのカルシウムによって引き起こされる収縮を収縮しすぎないように調整するのがマグネシウムで、いわば生理痛対策に欠かせない栄養素なのです。
マグネシウムを多く含む食材には、納豆、干しエビや煮干し、ひじき、あさり、ごまなどがあります。日頃から積極的に摂取しておけば生理痛の緩和が期待できるでしょう。
ビタミンB6を豊富に含んだ食材
ビタミンB6を多く含む食材といえば、マグロやカツオなどのような魚類や牛レバーです。果物ではバナナがよく知られています。
このビタミンB6にも生理痛を緩和する作用があります。ビタミンB6は、その働きのひとつとして女性ホルモンの分泌を整えるという特徴を持っています。生理前や生理中は女性ホルモンの分泌量が変化するので、生理痛だけではなく、生理不順や生理による気分の落ち込み、イライラが起きやすくなります。これらに悩む女性も多いのではないでしょうか。ビタミンB6にはそれらの症状を和らげる効果があります。
普段から意識してビタミンB6を含む食材を食べて、女性ホルモンの働きを正常にしておくと、生理痛の予防に役立ちます。特に、タンパク質の代謝にはビタミンB6を必要としますので、肉や卵をよく食べる人は多めに摂取するように心がけましょう。
EPA・DHAを豊富に含んだ食材
EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は魚に多く含まれる不飽和脂肪酸です。中でもサバやサンマ、イワシなどの青魚から特に多く摂取でき、頭が良くなる栄養素として一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。そんなEPAとDHAには、生理痛を緩和させる働きもあります。
生理痛を引き起こすホルモンと言われているのはプロスタグランジンです。プロスタグランジンは子宮を収縮させる際に必要となるのですが、体内の量が多いと痛みがひどくなってしまいます。しかし、EPAとDHAにはこのプロスタグランジンの合成を抑制してくれる作用がありますので、生理痛を和らげてくれるというわけなのです。
料理は面倒だからサプリメントで手っ取り早く摂取したいという人も少なくないでしょうが、普段から魚料理を食卓に上げるなど、食材から体に取り入れることをおすすめします。
イブプロフェンはNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)と呼ばれるものの一種。生理痛の原因となるプロスタグラジンの生成を阻害。さらに子宮への移行性が高く、即効性があると言われています。
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