No.02
2017.09.21
つらい生理痛が和らぐ寝方とは!?
つらい生理痛。ちょっと横になっただけで、我慢できなかった痛みが少し楽になったという経験はありませんか?そのときの姿勢はどのような寝方でしたでしょうか?
実は、寝る姿勢によって生理痛が軽減できるのには訳があります。そこで、生理痛が和らぐ寝方とその理由についてご紹介します。
寝る前のこんな行動が生理痛を悪化させる?
生理痛がつらいという人は、1日の行動を今一度振り返ってみましょう。もしかしたら、なにげない行動が生理痛を悪化させているかもしれません。
まず始めに、体が冷えていたり、腹部が締め付けられている服装をしたりしていなかったかをチェックしてみてください。重い生理痛は冷えや血行不良が原因となる場合が多いといわれています。生理痛がつらくて寝込む場合は、保温効果の高い寝具やパジャマを用意して温かい環境で眠ることがなによりも大切です。
また、夜遅くまでの飲食や寝る直前のスマホやパソコンなどは、自律神経が正常に働かずにホルモンバランスを乱してしまうおそれがあります。ホルモンバランスの乱れは重い生理痛のきっかけになる場合もありますので、生理時には規則的な生活と十分な休息を取るようにして、自律神経の正常化を目指すようにしましょう。
生理痛で寝込む前にちょっとひと工夫を
生理痛がつらくて寝込んでしまう前に、さらにひと工夫してみましょう。
血行不良や冷えが原因で起こる重い生理痛の場合は、寝る前の入浴でぬるめのお風呂にゆっくりとつかると血行が良くなり、精神的にも落ち着きやすくなります。その後、湯たんぽなどでさらに腹部や腰を温めながら寝ると痛みが和らぐ場合もあります。生理痛が腰にくる人の場合は、クッションや丸めたタオルなどを用意して腰部に当てながら寝てみるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
また、体の中から体を冷やさないようにすることも大切です。生理痛が重いと感じる人は、飲食はなるべくなら温かいものを食べるように心がけましょう。夏場は冷えたドリンクをゴクゴクと飲みたいところですが、生理の始まる少し前の時期から冷たい飲み物は避け、なるべく温かい飲み物を取るようにしましょう。
生理痛が和らぐ具体的な寝方とは?
人は痛みがあるときによく「うずくまる」という姿勢をとることがあります。この体を丸める姿勢が腹部を温め、痛みを緩和させる効果があるといわれています。胎児も母体の中で丸くなって育ちますが、この姿勢が人間にとって特に楽に感じる姿勢なのかもしれません。また、うずくまるほど体を丸めなくても、横向きになって膝を軽く曲げて寝るだけでも生理痛の痛みが緩和するという人もいます。いずれにしても「うずくまる」「横向きで膝を曲げて寝る」という形がいいようです。
一方、うつぶせで寝ると痛みが楽になるという人もいます。うつぶせ寝が良い理由は、背部にある血管や神経への圧迫が軽減されるため、腰部の血行が良くなるからだといわれています。逆に腹部が押さえつけられる感じが嫌でうつぶせ寝は好まないという人もいますので、自分なりの楽な姿勢の寝方を色々と試しながら見つけてみましょう。
まとめ
生理痛が緩和される寝方や楽な姿勢などを見つけておくと、もしも外出先で痛みのピークが訪れた場合、横になることができるちょっとしたスペースがあれば痛みを緩和することができます。生理痛は人によって感じ方の差が大きいものです。自分にあった過ごし方で生理中の期間を有意義に過ごせるといいですね。
生理痛を和らげる姿勢を工夫してみてくださいね。
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