No.20
2019.05.28
生理痛で眠れない!
病気のサインかも?
女性のなかには普段から激しい生理痛に悩んでいる人もいるでしょう。しかし、夜に眠れないほどの生理痛を伴う場合、何らかの病気を抱えている可能性もあります。ここでは夜中に起きる生理痛の対処法や改善策について紹介します。
つらい生理痛で眠れない夜の過ごし方とは?
眠りたいのに、生理痛がひどくてどうしても寝られない…。そんなつらい夜はどうすれば良いでしょうか。
まずは生理痛に効く鎮痛剤を服用してみましょう。ポイントは早めに服用することです。我慢できないつらい痛みを感じてから服用するより、痛くなりそうと感じたらすぐに服用した方が少量でよく作用します。
そして生理痛は「冷え」と深く関係があり、寝ている間に身体が冷えると生理痛が激しくなることもあります。腹巻をしてお腹を温めたり、冬場は湯たんぽを使用したりして身体を温めると、生理痛が改善されることもあるでしょう。
こんな症状に注意!眠れないほどのつらい生理痛は病気のサインかも?
しかし、生理のたびに寝れないほどの激しい生理痛がある場合、何かの病気が隠れている可能性もあります。たとえば、夜中の生理痛以外にも「生理期間が10日以上続く」「生理痛が年月を経てどんどん悪化している」「排便時や排尿時に腹部が痛む」「出血量が異常に多く固まりのような出血がある」といった場合、「子宮内膜症」「子宮筋腫」「子宮腺筋症」といった病気の可能性もあり、放置しておくと貧血になりやすかったり、不妊や流産の原因にもなったりします。これらの症状に心当たりがある場合は、早めに婦人科を受診しましょう。
眠れないほどのつらい生理痛から開放されるために日常生活を見直そう!
そもそも生理痛は、子宮内で月経血を押し出そうとする「プロスタグランジン」というホルモン物質の働きによるものです。プロスタグランジンは身体が冷えると分泌が増えることもあり、普段から身体を温めることが大切です。身体が冷えないよう上着を着るといったことも大切ですが、体温が身体の内側から上がるように普段からウォーキングなどの軽い運動を取り入れるようにしましょう。また、気付いたときにストレッチや屈伸運動などを取り入れて身体の血行を良くすることも大切です。バナナやマグロ、カツオといった女性ホルモンのバランスを整える「ビタミンB6」を含む食材を意識して食べることもおすすめです。
まとめ
眠れないほどの生理痛が起きたときは、我慢せず鎮痛剤を服用しましょう。また、身体が冷えると生理痛もひどくなります。きちんと冷え対策をしてから眠ること、そして普段から栄養バランスの良い食事を心がけ、運動などで身体の体温を上げることも大切です。
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