No.41
2023.07.25
発熱したらどう対処する?一人でもつらい熱を乗り越える方法とは
体調を崩して熱を出すだけでも辛いですが、それが一人の状況であればなおさらでしょう。健康の大切さを身にしみて感じるはずです。
本記事では、発熱時の対処方法や、体調を崩したときのための備えについてご紹介します。一人でもできるだけ早く・楽に熱を乗り越えるため、ぜひ参考にしてください。
発熱したときの対処法
発熱時の対処方法の基本は、以下の3つです。
- 安静にして休息をとる
- 食欲はなくても水分は摂る
- 熱はむやみに下げない
発熱時は、寝ていても熱により体力が奪われます。できるだけ、横になり安静にして、回復のために体力を温存しておきましょう。また、熱により体力だけでなく水分も奪われるため、食欲がなかったとしても定期的な水分補給は大切です。頭もとにペットボトルなどの飲み物を準備し、辛くてもすぐに水分がとれるようにセットしておくとよいでしょう。
熱が出たときの強い見方と言えば「解熱剤」です。しかし、熱をむやみやたらに下げるのは良くありません。使用時には使い方のポイントを押さえておきましょう。
寒気・悪寒がしてこれから熱が上がるであろう場合は、まだ解熱剤を使わず衣類や布団で体を温めます。むやみに熱を下げると、体が熱の原因であるウイルスと十分にたたかうことができません。高熱が続いて体がつらい、高熱で眠れず休息が取れないなどの場合に、解熱剤を使いましょう。使用時の目安は、38.5℃以上です。
ただ、熱が高くても元気で休息や食事が十分にとれるような状況の場合は、無理に解熱剤を使用する必要はありません。
発熱への対処は日頃からの備えが大切
熱が出てから色々と準備をするのは大変です。一人暮らしの場合は、以下のようなものを自宅に準備しておきましょう。
- 解熱剤や風邪薬
- スポーツドリンクや経口補水液
- 栄養補給ゼリー
- 冷却シート
- レトルト粥や冷凍うどん
どれも、使用期限や賞味期限などが長いため、準備しておいても損はありません。災害時の備えとして活用できるものも多いため、 ぜひ自分なりのセットを準備しておくとよいでしょう。
つらい症状が続く場合は受診を
風邪であれば自宅で様子を見て問題ありませんが、以下のような受診した方が良いケースもあります。
- 長期間、風邪症状が続いている
- 息苦しさがある
- 強い倦怠感をともなう
- 心疾患や高血圧・糖尿病などの基礎疾患がある
このような場合、風邪ではなく別の病気だったり、重症化している・またはする可能性が高かったりします。
上記に当てはまれば、自宅では様子を見ずに医療機関を受診しましょう。
発熱時に一人でいるのは心細いですが、熱が出た際の対応や薬の使い方、日頃からいざという時の備えを意識しておきましょう。
症状が重いときには、無理せず医療機関を受診する判断も大切です。
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