アンケートの結果、「ない」と答えた人の方が多く、57名でした。
　相手に迷惑をかけたくないという意見がある一方で、生理痛で仕方なくキャンセルしたという意見もありました。

• 体がだるくて、動けなくなるくらいお腹が痛くなるときがあるため。
  (20代/女性/正社員)
• 生理痛になると動けなくなるぐらいひどくなるので、ドタキャンせざるをえなかったから。
  (40代/女性/専業主婦(主夫))
• あまりにも痛すぎて気分が憂鬱になり、出かけられるような状態ではなかったから。また、気分が悪いまま出かけても相手に気を使わせてしまって悪いと思ったから。
  (20代/女性/パート・アルバイト)

　アンケート結果からも、生理痛が重いという人は一定数いることがわかります。とはいえ、生活に支障をきたすほどの痛みがある場合は、ただの生理痛ではない可能性があります。生理痛がひどいだけだと思っていたら、月経困難症・子宮内膜症・子宮筋腫といった婦人科系の病気を患っていたというケースも決して少なくありません。妊娠や出産の回数が少なくなっている現代では、無月経期間が短いため、婦人科系の病気を患いやすいといわれています。特に子宮内膜症は、毎月の生理のたびに女性ホルモンの影響をうけるため、閉経するまでは進行のリスクがあります。鎮痛薬が効かないくらいの症状がある場合は、医療機関への相談を検討しましょう。