生理痛に悩んだことのある女性に質問！
鎮痛薬を買うときの決め手とは？

　毎月の生理による不快な症状に悩んでいる女性は少なくありません。気分が落ち込んだり、肌トラブルが起きたりなど症状はさまざまですが、中でも生理痛の悩みは深刻です。症状を緩和するために、鎮痛薬を飲むこともあるでしょう。しかし、数ある鎮痛薬の中から自分に合ったものをどのように選べばよいのでしょうか。今回は、アンケートの回答結果を踏まえて、生理痛に悩む女性たちがどのように鎮痛薬を選んでいるのかを検証します。

鎮痛薬選びの決め手は「効き目」と「有効成分」

　鎮痛薬の速効性は重要ですが、単に速く効けば良いというものではありません。痛みを和らげるために服用した薬で、体調を悪化させてしまっては本末転倒です。アンケートにも「副作用を避けて自分の身体に合った薬を服用したいので、成分チェックは必須」という回答があり、女性は鎮痛薬を効き目だけで選んでいるわけではないことがうかがえます。副作用の少ない有効成分かどうかも鎮痛薬を選ぶ際の重要な要素です。多くの女性が求めているのは、速効性があり自分の身体に合う有効成分を配合した安全な鎮痛薬といえるでしょう。

名前で選ぶ知名度重視派も！

鎮痛薬選びにはさまざまなこだわりが！

　女性にとって生理痛とは長い付き合いになります。また、鎮痛薬は生理痛だけに限らず、頭痛や発熱時にも服用します。急な痛みに備えて、常に鎮痛薬を持っている人などは、価格重視にならざるを得ません。鎮痛薬はなるべく安価なものが望ましい、と考える人が少なからずいることがアンケート結果からもうかがえます。「今後も継続して買うかどうかは価格によるところも大きい」という声や、ドラッグストアのプライベートブランドを選んだり、店内で一番安いものを買ったりするという声もありました。また、効果が必ずしも価格に左右されないことも、高額製品を避ける理由のひとつになっています。

　アンケートには「鎮痛薬としてしっかり効果があらわれるのはもちろんのこと、効果が持続してくれないと困る」という切実な声がありました。長時間の会議や移動中など、途中で効果が切れると困るシーンは多々あります。頻繁に服用しなくて済むよう、鎮痛薬の持続性は重要です。効き目が長ければ、生理中でも一日を安心して過ごせます。一方で、「持続性の高いものを選ぶようにしているものの、購入の際は身体への影響なども考えている」との声もありました。女性は鎮痛薬選びにもさまざまなこだわりがあるのです。鎮痛薬について、不安や疑問がある場合は、薬局やドラッグストアの薬剤師に相談してみましょう。

　信頼できる人からの薦めが購入の決め手になることもあります。アンケートで「その他」と回答した人の中には、「母が買っていたものを購入する」という声のほか、家族や友人の薦め、薬剤師や薬局の店員に相談して選んでもらう、という声がありました。家族であれば体質が近い場合もあるでしょう。身近な人のアドバイスには安心感と信頼感がありますが、薬である以上、選ぶ際は慎重さも大切です。

鎮痛薬は自分に合ったものを選ぼう

　鎮痛薬を選ぶ決め手として、速効性や有効成分、知名度、持続性などのさまざまな要因があることが、アンケートの回答からわかりました。鎮痛薬は人によって、重視したい要素は違います。また、服用の際は、眠気や副作用の有無など身体への影響には十分な配慮が必要です。自分に合う鎮痛薬を選んで、つらい生理痛の痛みを緩和し、快適な毎日を過ごしましょう。