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No.24

2020.09.25

生理痛で薬を飲んでも大丈夫?鎮痛薬に対する不安や疑問について解説 ⽣理痛

生理痛で薬を飲んでも大丈夫?
鎮痛薬に対する不安や疑問について解説

 生理痛は女性にとって厄介な悩みのひとつです。また、生理痛のつらさは個人差が大きく、「薬を飲みたい」と思う女性も少なくないでしょう。しかし、生理痛で薬を飲むことに不安を感じている女性もいるようです。そこで今回は、鎮痛薬について、どのような不安や疑問を感じているのか、アンケート調査を実施しました。

【質問】
生理痛で鎮痛薬を服用するとき、
最も心配になることは何ですか?
グラフ

薬を飲むときによくある不安とは?

薬を飲むときによくある不安とは?

 生理は毎月くるものだからこそ、つらい痛みを「何とかしたい」と考えている女性は多いでしょう。しかし、いざ薬を飲むとなると、不安になってしまうことも。そこで、生理痛に悩んだことのある女性100人を対象に「生理痛で鎮痛薬を飲むとき、最も心配になることは何ですか?」というアンケート調査を実施したところ、以下のような結果になりました。

【1位】毎月の服用で効果が薄れること

 41名が「毎月の服用で効果が薄れること」と回答しました。生理のたびに鎮痛薬に頼ってしまうと、「少しずつ効き目がなくなるのでは」と不安に感じている女性が多くみられます。特に生理痛の症状が重い女性は、「いざというときに痛みが治まらないと困る」と考え、服用を控えていることがわかりました。

【2位】眠気が起こること

 25名が「眠気が起こること」と答えています。鎮痛薬を飲むことで眠気が起こることが不安という女性も多くみられました。特に、働いている女性に多い悩みであることがわかりました。仕事中に車を運転したり、普段から会議が多かったりする女性は、「万が一途中で眠ってしまったらどうしよう」と不安を感じているようです。

【3位】胃が痛くなること

 20名が「胃が痛くなること」と回答しました。もともと胃が弱かったり、薬を普段飲まなかったりする人は、胃への負担を心配していました。

【4位】その他

 「その他」を選択した14名のなかには、薬によるアレルギー反応や副作用などを不安に感じている女性がいました。

薬を飲むときのポイント

薬を飲むときのポイント

 大切な身体だからこそ、生理痛を和らげるために薬を飲んでも良いのかどうか、疑問に思う人もいるようです。鎮痛薬はただやみくもに飲むのではなく、飲むときにはいくつかのポイントがあります。

用法・用量を守る

 鎮痛薬を繰り返し服用すると身体が慣れてしまわないか、不安になる人もいるでしょう。基本的には用法・用量をきちんと守って服用すれば、効果が弱くなることはないでしょう。かえって、痛みを我慢して服用を控えると、身体に負担がかかる可能性があります。生理痛で家事や仕事が手につかない場合などは、無理せず鎮痛薬を飲むことも良い方法です。きちんと用法・用量を守ってかしこく活用すると良いでしょう。

飲む薬の種類を選ぶ

 眠気が起こらないか不安な場合は、眠くなる成分が入っていない鎮痛薬を選ぶと良いでしょう。生理痛に効果のある市販薬にはさまざまな種類があります。なかには、イブプロフェンの単味剤など眠くなりにくい鎮痛薬もあるため、自分の体質に合わせて選ぶことが大切です。特に、日頃から車を運転する機会が多い人などは、眠くなりにくい鎮痛薬を選ぶと安心です。薬局・ドラッグストアの薬剤師や登録販売者に相談し、生理痛の薬に配合されている成分や特徴を理解して、購入しましょう。

空腹時は避ける

 空腹時に鎮痛薬を飲むと、胃に負担がかかってしまう恐れがあるため注意が必要です。胃になるべく負担をかけないためにも、空腹時の服用は避けるようにしましょう。胃にあらかじめ食べ物もしくは水などを入れておくことが無難です。

薬が効かないときの対処法

 生理痛がつらくて鎮痛薬を飲んだものの、「なかなか効き目を感じられない」ということもあります。なぜ、鎮痛薬の効き目を感じにくくなってしまうのでしょうか。主な原因と対処法についても知っておきましょう。

鎮痛薬が効かない主な原因

 生理痛は我慢していると、「プロスタグランジン」という痛みの原因物質が増え、痛みも強くなっていきます。痛みがピークを迎えてから鎮痛薬を服用すると、効果があらわれるまでに時間がかかり、耐えられないほどの痛みが出てしまうことがあるのです。

鎮痛薬が効かないときの対処法

 鎮痛薬は痛みを我慢してから飲むと、効き目を感じにくいことがあります。そのため、痛みを感じたら「なるべく早い段階で飲む」ことが肝心です。早めに服用することで、痛みの原因物質が多く分泌されるのを防げます。つらい生理痛で悩んでいる人は痛みが出たら速やかに対処できるよう、鎮痛薬を常に持ち歩くこともおすすめです。バッグやポーチの中に鎮痛薬を忍ばせておくと、いざというときの心強い味方になってくれるでしょう。

痛みが治まらない場合は医師に相談しよう

 痛みが出てすぐに鎮痛薬を飲んだり、用法・用量を守っていたりするのに効き目が感じられない場合は、専門医に相談してみましょう。生理痛ではなく、何らかの病気が隠れている可能性もあります。目安として、鎮痛薬を3〜4回飲んでも症状が良くならない場合は、専門医に相談するようにしましょう。専門医による適切な診断を受けることで、生理痛の悩みを解消する糸口をつかめる可能性があります。

無理せず薬を飲むことも大切!上手に生理痛と付き合おう

 生理痛が重いと、日常生活を送るのに支障が出ることもあります。生理痛のために薬を飲むことに不安を感じる女性も多いですが、きちんと用法・用量を守って服用すれば、生理中も普段通りの生活を送ることができるでしょう。つらい痛みがあるときは、無理せず鎮痛薬を頼ることも大切です。上手に鎮痛薬を活用して、生理期間をポジティブに乗り切りましょう。

■ 調査地域:全国
■ 調査対象:【性別】女性
■ 調査期間:2020年06月19日〜2020年07月03日
■ 有効回答数:100サンプル

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