No.21
2019.06.27
生理痛で腰が痛い!
どうやったら解消できる?
痛みの感じ方は人それぞれですが、毎月女性を悩ませる生理痛。下腹部痛のほかにも、腰痛でつらい思いをしている人も多いのではないでしょうか。今回は、腰痛の原因と改善策について紹介します。
生理痛の原因はホルモンにあった!?
生理痛には、「プロスタグランジン」というホルモンが関係しています。この「プロスタグランジン」は生理中の経血の排出に必要な子宮の収縮を促すホルモンです。しかし、子宮収縮と同時に体内の血管も収縮させるため、腰痛や冷えを悪化させる原因になります。それにより、もともと腰痛持ちの人や冷え性の人は生理になるとさらに症状がひどくなるのです。
腰痛改善のためにおすすめすること
腰痛改善のためにおすすめすることは3つあります。1つ目は、ストレスをためないことです。仕事や家事、育児など忙しい日々の中で、つい無理をしがちではないでしょうか。身体はストレスを感じると自律神経のバランスが乱れ、血流が悪くなり、生理痛の悪化を招くことがあります。オンとオフの切り替えを上手に行い、プライベートではストレスを解消できるような時間を過ごすように心がけましょう。
2つ目は、骨盤の歪みを解消することです。デスクワークや子育てによって、気がつくと同じ姿勢を続けてはいませんか。肩や背中の筋肉の緊張が続くと、骨盤が反ったり開いたりする原因になります。仕事中や家事の途中に時間を決めて背伸びや軽いストレッチを行いましょう。
下記のような、気軽にできる簡単骨盤ストレッチもあります。
1. 椅子に背筋を伸ばして座ります。
2. 頭が動かないように意識したうえで、おへそを椅子の背もたれに引きつけるイメージで腹筋に力を入れます。(これで骨盤が元の位置に戻ります)
3. この状態を5秒キープし、10セット繰り返します。
通勤中や仕事中、家事の合間にストレッチを行い、骨盤の位置を意識するだけでも姿勢が変わってくるかもしれません。
3つ目は、冷え性を改善することです。冷え性に悩まされている人は、血液の流れが滞りやすくなり、腰痛につながる可能性があります。普段から冷え症改善のために適度な運動をしたり、栄養バランスの良い食事を心がけたりと生活習慣の見直しを行いましょう。また、冷たいものを摂り過ぎないように注意し、身体を冷やす格好をしないことも大切です。身体を温めるといわれている生姜やごぼうなど、根菜類を食事に多く取り入れるのも良いでしょう。
それでも痛い!我慢しないで
それでも腰痛に悩まされる場合は、腰や下腹部をカイロなどで温めたり、温湿布を貼ったりするのも良いでしょう。また、生理中は痛みを我慢しないで鎮痛薬を飲むことも大切です。痛みを我慢すると身体にストレスがかかり、さらなる不調を招きかねません。無理をしないで鎮痛薬に頼るようにしましょう。
リングルアイビーシリーズは、
セルフメディケーション税制対象製品です。
セルフメディケーション税制とは?