

No.13
2018.08.27

他人と比べて自分の生理痛は重い?
それとも軽い?
生理痛にお悩みの女性は多いことでしょう。普段から痛みが強いと感じていても、友人や知人とは話題にしづらい面があるかもしれません。その一方、みんながどのくらい痛みを感じて、どんな対処をしているのか、気になることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、自分の生理痛がまわりの人と比べて重い方か、それとも軽い方かについて、アンケート調査を行いました。
- 【質問】
- あなたの生理痛は
他人と比べて重いと思いますか?

生理痛はあるけれど…
重い方ではないと判断

アンケートの結果、「軽い方」が多い結果となりました。
- 子宮内膜症の友人がいます。激痛の経験を聞いていると、自分が感じている痛みはまだ軽い方なのではないだろうかと思うからです。
(40代/女性/個人事業主) - 昔は重い方でよく寝込んでいましたが、出産をしてからは薬を飲まなくても済むぐらい軽くなりました。
(30代/女性/専業主婦(主夫)) - 普通だと思いますが、重い方ではないので。少なくとも薬を飲めばなんとかなる程度です。
(50代/女性/専業主婦(主夫)) - 普段は軽い方で、痛み止めを飲まなくても大丈夫。たまに痛み止めが必要なくらいの痛みはある。年に1回程度、とても重い時があり、動けなかったり倒れたりもする。
(20代/女性/派遣社員)
生理痛がつらいと感じても、まわりに自分よりも大変な思いをしている人がいれば、相対的に自分の痛みが軽く感じられるようです。激痛に苦しむ人を見ていると、自分の痛みはそれほどでもないと感じるのでしょう。年齢とともに強い痛みが和らいできたと実感する人もいます。以前の痛みのつらさがわかっているだけに、生理痛が軽くなったと感じるのでしょう。また、動けなかったり倒れたりすることがある人でも、それが毎回続くわけでなければ、軽いと判断することもあるようです。痛みに対する我慢強さが回答を左右するともいえるでしょう。
嘔吐や失神も…
重い生理痛は日常生活に支障をきたす
回答者の30%が「重い方」と回答しています。
- 鎮痛剤を飲まないと、嘔吐してしまう。時々気を失うこともあるから。
(20代/女性/無職) - 子宮内膜症持ちなので、人より痛みが確実に重い。起き上がれないくらい痛いことも多い。
(40代/女性/正社員) - とても重かったです。でも、子宮筋腫の治療を受けてからは改善されました。
(40代/女性/個人事業主) - 婦人科の担当医にも重い方だと言われて痛み止めを処方してもらっています。
(40代/女性/個人事業主) - 鎮痛剤を使用しなければいけないので他人と比べると重い方だと思います。
(30代/女性/専業主婦(主夫))
痛みが強すぎて吐いてしまうと食欲もなくなり、日常生活に支障をきたしてしまいそうです。起き上がることがつらければ、仕事に出かけたり家事をこなしたりするのも難しそうですね。重い生理痛の背景には、子宮内膜症や子宮筋腫など、婦人科系の疾患が潜んでいることもあるようです。痛みが人より強いと感じるときには他の疾患の可能性も視野に入れ、専門医の診察を受けておくとよいかもしれません。
生活への影響の度合いが判断の分かれ目に

今回のアンケート調査は、「軽い方」という回答が多い結果でした。痛みはあっても何とか日常生活を送ることができれば、深刻ではないと受け止めている人が多いようです。生理痛が軽くても人それぞれに痛みは感じていて、鎮痛剤を服用したり、ゆっくり休んだり、自分に合った対策をしていることがうかがえます。一方、生理痛が重いと感じる人の中には、鎮痛剤を服用しないと普段の生活に深刻な影響が出てしまう人もいるようです。また、嘔吐したり気を失ったりすることがあれば、痛みに加えて生理に対する恐怖心も抱いてしまいそうです。とても強い痛みがあるときには放置せず、専門医のアドバイスを受けると楽になりますし、思わぬ疾患が見つかることがあるかもしれません。
■ 調査地域:全国
■ 調査対象:【性別】女性
■ 調査期間:2017年07月07日〜2017年07月21日
■ 有効回答数:100サンプル
リングルアイビーシリーズは、
セルフメディケーション税制対象製品です。
セルフメディケーション税制とは?