No.46
2024.05.24
生理が遅れたことがある人は75%!
生理周期とカラダの深い関係
「そろそろ生理が来るはずなのに、まだ来ない……」そんな経験はありませんか? 女性の体はとっても繊細なので、さまざまな要因で生理が遅れることがあります。今回は生理周期についてのアンケートを実施。女性の体と生理に関して調査しました。
予定よりも生理が遅れた経験がある人は75%
今回のアンケートでは、20歳から49歳の女性に対して「生理がいつも(通常の周期)より遅れたことはありますか?」と尋ねました。その結果がこちらです。
- 【質問】
- 生理が通常の周期より遅れたことはありますか?
■ 調査地域:全国
■ 調査対象:【性別】女性
【年齢】25歳~45歳(子どもあり)
■ 調査日:2023年04月21日
■ 有効回答数:100サンプル
「ある」と回答した人は75%。かなり多くの人が、生理周期よりも遅れた経験があることがわかりました。
反対に、18%の人が「ない」と回答。そして、「わからない(意識したことはない)」と回答した人は7%でした。
生理周期を把握することで、体調やメンタルの予測・管理がしやすくなります。まずは自分の生理周期を知ることから始めてみましょう。
生理が遅れる原因は「ホルモンバランスの乱れ」
生理が遅れるのにはさまざまな原因が考えられますが、妊娠以外で考えられるのは「ホルモンバランスの乱れ」です。
生理に関係しているのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモン。一般的に、生理周期は約28日を1サイクルとして考えます。このなかに卵胞期・排卵期・黄体期・月経期(生理)という4つの期間があり、都度エストロゲンとプロゲステロンの分泌量のバランスが変化しているのです。そのため、この2つのホルモンバランスが乱れてしまうと、生理周期にも影響してくるということ。
ホルモンバランスの乱れを引き起こす背景には、主に次の理由が考えられます。
- ストレス
- 睡眠不足
- 無理なダイエット
- 激しいスポーツ
- 生理開始直後、閉経前
大きなストレスを抱えていたり、しっかり眠れていなかったりすると、途端にホルモンバランスが影響を受け、生理周期が乱れることが多いです。普段生理周期が整っている人でも、大きな悩み事を抱えていた時期だけ生理が大幅に遅れた、なんてケースも珍しくありません。就職や転職、引っ越しなど環境の変化が起こったときも同様です。それくらい、女性の心・脳と体は深く繋がっているのですね。
無理なダイエットも生理に大きな影響を与えます。特に自己流の食事制限は体にとって大きなストレスになるので避けましょう。
激しすぎる運動を続けたときも、生理の周期が乱れることがあります。ハードなトレーニングによって心身ともにストレスを受けたり、栄養不足になったりするためです。適度な運動であれば問題ありません。
また、生理が始まってしばらくは、ホルモンバランスが安定しないため生理周期も定まらないことが多々あります。そのため、10代の生理不順は珍しくありません。一方、閉経前やプレ更年期にあたる30代後半から40代にかけても卵巣機能が少しずつ低下していくため、生理が遅れたり、周期が短くなったり、出血量に変化が見られたりするケースが見られます。
極端に生理が遅れている場合は婦人科へ
数日遅れる程度であれば、心配はありません。しかし、一週間以上遅れていて妊娠の可能性がある場合は、市販の妊娠検査薬を使用することをおすすめします。
また、3か月以上生理が来ていない場合は、少し生理が遅れているという範疇を超えているので、早めに婦人科に行って診てもらいましょう。生理周期の乱れが半年以上続いている場合も、少し注意が必要です。正常な排卵が起こらない原因がある、もしくは何かしらの病気が隠れている可能性もあります。
自分の生理周期を把握し、気になる場合は早めに婦人科へ。体も心も労わってあげてくださいね。
イブプロフェンはNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)と呼ばれるものの一種。生理痛の原因となるプロスタグラジンの生成を阻害。さらに子宮への移行性が高く、即効性があると言われています。
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