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No.40

2023.05.15

産後は生理痛が軽くなる?変わらない?出産と生理の話

生理痛

産後は生理痛が軽くなる?変わらない?
出産と生理の話

女性の体はとってもデリケート。年齢や環境、そのときの精神状態などが女性ホルモンのバランスに大きく影響します。特に「出産」によって体質が変わった、生理の状況が変化したという話を耳にしませんか? そこで今回は「出産後の生理痛」に注目し、アンケート調査を行いました。出産前後で、みなさんの生理痛にどのような変化があったのか見てみましょう。

出産後に生理痛の重さが変わった人は51%!

今回のアンケートでは、25歳以上45歳以下の出産経験がある女性に対して「あなたは、出産後の生理が出産前と比べて変わったと感じますか?」と尋ねました。その結果がこちらです。

【質問】
あなたは、出産後の生理痛が出産前と比べて変わったと感じますか?
グラフ

■ 調査地域:全国
■ 調査対象:【性別】女性
【年齢】25歳~45歳(子どもあり)
■ 調査日:2023年03月22日
■ 有効回答数:100サンプル



「変わらない」と答えた人は48%。一方で、「出産前より生理痛が軽くなった」人が28%、
「出産前より重くなった」人が23%という結果になりました。なお、その他の回答は「まだ生理が来ていない」人でした。

この結果から、半数以上の人が「出産を機に生理痛に変化が起こった」と感じていることがわかりました。

出産と生理痛の深い関係

では、なぜ出産すると、生理痛が重くなったり軽くなったりすることがあるのでしょうか?

出産後に生理痛が軽くなるのはなぜ?

まずは、出産後に生理痛が軽くなったケースから考えてみましょう。

そもそも生理痛は、妊娠が成立しなかったときに剥がれ落ちた子宮内膜を血液と一緒に押し出すとき、子宮内の筋肉が収縮することで起こります。この収縮を引き起こすのが、プロスタグランジンという物質。プロスタグランジンの分泌量が多いと、過剰に子宮が収縮するため、強い痛みを引き起こすのです。

一般的に、若い世代や出産経験がない人は、子宮の出口にある子宮頸管が狭いため、経血を子宮の外に押し出そうとプロスタグランジンが多く分泌されるため生理痛が重い場合が多くみられます。

つまり、出産によって子宮口が出産前よりも広がっている人はスムーズに経血が排出されることが多く、生理痛のもととなるプロスタグランジンの分泌が少なく済むため、痛みも少ないと考えられています。

出産後に生理痛が重くなる原因

では、出産後に生理痛が重くなるケースはどうでしょうか。

この場合、ホルモンバランスの乱れが原因のひとつだと考えられており、授乳しているか否かでも、ホルモンバランスは変わってきます。一般的には、産後しばらくするとホルモンバランスは落ち着くと言われていますが、個人差が大きいのが事実。

さらには、毎日の家事や育児でのストレスや睡眠不足、出産時に生じた骨盤のゆがみなども、生理痛が重くなる原因だと考えられます。

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産後は生理痛が軽くなる?変わらない?出産と生理の話

出産後、生理が重くなった場合に注意したいのは、子宮内膜症や子宮筋腫など、何かしらの病気が原因で痛みがひどくなっている可能性があることです。まずは、痛みがひどいときは無理をしない。鎮痛剤をうまく利用して、体をしっかり休めましょう。

そして、あまりに痛みがひどいときは、我慢せずに産婦人科や婦人科を訪ねてくださいね。産後の生理期間が、あなたにとって快適に過ごせますように。

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